わき腹のツボを整える整体で、生理痛が楽になる理由

わき腹のゆがみが、生理痛の原因になることがあります。

 

痛みがなくなり、経血量も少なくなった施術例。

お客様は涙目で、生理痛のつらさを訴えた

お客様のM様は、30代前半の女性。

 

デパートで販売をなさっています。

 

高校生の頃から、生理痛でお悩みです。

 

 

 

『一番ひどい時は、お腹を内側から殴られる感じでした』

 

「それは、大変ですね」

 

『学校に行く途中に、気を失ったこともあります』

 

「え!それは・・・」

 

『電車通学だったんです。お腹が痛くて冷汗が出てきて、気が付いたら駅長室で寝ていました』

 

 

 

M様は淡々とお話しされていましたが、フっと目がうるんできました。

 

『とにかく、生理痛がツラくて・・・少しでも軽くなりたいんです。

 

薬を飲んでもあまり変わらないし、本当に困っているんです』

 

 

 

その様子に、言葉を失いました。

 

なんと声をかけたらいいのか、思いつきません。

 

顔では無表情を装って、もう少しM様の体調を聞きます。

 

 

 

「生理痛以外に、お身体で気になることはありますか?」

 

『右足がしびれます。あと、腰痛と肩こりも』

 

「右足を痛めたこと、ありますか?」

 

『特にありません』

 

「わかりました。では、施術ベッドで上向きに寝てください」

骨格のゆがみを整えて生理痛を軽くする

まずは、骨盤や骨盤の中央にある仙骨を調べます。

 

婦人科の不調は、骨盤や仙骨のゆがみが多い。

 

 

 

骨盤と、右ひざにゆがみがあります。

 

ひざを整え、骨盤と対応させます。

 

これで右足のしびれ、少しは変化したかな。

 

 

 

「Mさん、今、右足しびれますか?」

 

『足踏みして確認していいですか?』

 

施術ベッドから降りたM様は、しばらく足踏みをして一言。

 

 

 

『う~ん、しびれは変わらないです。でも、真っすぐ楽に立ってる感じはします』

 

「腰はどんな感じですか?ちょっと動かしてみてください」

 

『楽に動きます。腰は触っていないのに不思議ですね』

 

 

 

腰は楽になったか・・・もう一度調べよう。

 

股関節、足首、足の甲、足指・・・あまりゆがんでないな。

 

先に、上半身を整えよう。

 

上半身のゆがみが下半身に負担をかけること、よくあるので。

 

 

 

肩やひじ、鎖骨のゆがみを整えます。

 

首と肩甲骨を元に戻して・・・これでどうかな。

 

 

 

「Mさん、ゆっくりベッドから降りてください。首や肩はどうですか?」

 

『軽いです、こんなに軽いのは久しぶりです』

 

「足のしびれはどうですか?」

 

『う~ん・・・少しだけ軽くなりました』

 

 

 

『先生、続きは次回お願いします。一度でこんなに変化しただけでもスゴイです』

 

「わかりました」

最後に残った足のしびれは、生理痛の原因の1つだった

2回目、M様は少し明るい表情でお見えになりました。

 

『肩や腰は、だいぶ楽です』

 

「それは良かったです。足のしびれはどうですか?」

 

『まだまだあります。少し軽くなったような気はしますけど』

 

 

 

ふむ・・・ツボを使うしかないな。

 

「では、施術ベッドに上がってください」

 

 

 

一般的に婦人科系のツボは、足の内側にあります。

 

M様の右足内側を調べると、ツボがいくつも反応しています。

 

一番反応が強いツボに、気を集める処置をします。

 

 

 

「Mさん、ちょっとベッドから降りてください。右足どうですか?」

 

『しびれはさっきより軽くなりました。スゴいです』

 

「婦人科系に関係のあるツボを整えたんですよ。もう少し探してみますね」

 

 

 

足のツボはたくさん反応しているけど、本命ではないかも。

 

となると・・・「Mさん、右を上にして横向きに寝てください」

 

 

 

わき腹に軽く触れ、反応しているツボを探します。

 

ここ・・・ここだな。

 

気を集める処置をして、しばらくそのまま。

 

 

 

「Mさん、ベッドから降りて足踏みしてください」

 

『足のしびれ、半分くらいになりました・・・ウソみたい』

 

ふう~良かったです。

 

後は、整体で身体の微調整をして、おしまいです。

 

 

 

「ゆっくり施術ベッドから降りてください。お身体はどうですか?」

 

『全身が軽いです。足のしびれもずいぶん楽です』

 

「じゃあ、今日はこんなところで。お疲れ様でした」

 

 

 

その後、繰り返しM様はお見えになりました。

 

わき腹のツボは足に移り、足のしびれも気にならなくなりました。

 

生理痛もなくなり、生理前に腰が少し重だるくなるだけになったのです。

 

最近は、月1回のメンテナンスです。

 

 

 

『先生、今日もありがとうございました。また来月お願いします』

 

「はいわかりました。体調はその後いかがですか?」

 

『全身が軽く楽に動かせます。生理の時飲んでいた薬も飲まなくなったんです』

 

「良かったですね。ツボが効いたんですよ」

 

『経血量も少なくなって、本当に楽です』

 

 

 

もし、M様にツボを使って調整しなかったら。

 

ここまで体調が戻るのに、何年もかかったでしょう。

 

生理痛など内蔵の調整は、ゆがみを整えるだけでは時間がかかります。

 

 

 

無痛ツボ整体は整体でゆがみ、ツボで気のバランスを整える施術です。

 

最短で最善の調整が期待できます。

 

わき腹のツボを整えて、生理痛がなくなった施術例でした。