渋谷です。
『股関節が痛くて、時々はずれそうな感じがするんです』
まっすぐこちらをみる表情は、真剣そのもの。
『このまま股関節痛がひどくなると、ダンスを続けられなくなります』
そんなお客様でしたが、無痛ツボ整体で股関節痛はスッカリ楽になりました。
股関節痛がウソのように軽くなる、無痛ツボ整体の施術例です。
長年ダンスをしていますが、今年から股関節痛が出て・・・
『何とか股関節痛を楽にして欲しいんです。でないと・・・』
座るないなや、お客様は真剣な眼差しでこちらをジっと見つめました。
「わかりました。精一杯がんばります」
『あ、いや、すみません。いろんなところに行ってもなかなか変わらなかったので、時間がかかるのはわかっています。でも、できれば・・・』
お客様は、今度はすがるような表情で、こちらを見上げるのでした。
お客様は40代女性。
メーカーで営業をしています。
股関節痛が出てきたのは、昨年から。
『ぎっくり腰になったことは何回もあります。股関節痛になったことはありません』
お客様は、20代の頃からヒップホップダンスのレッスンを受けられています。
ダンスで股関節に負担がかかって、股関節痛になったのか・・・?
とにかく、お身体を調べましょう。
股関節の検査で「本ボス」が浮き出てきた
早速、お身体を調べます。
骨盤が、右側が下がっています。
左側が上がっているとも言えますが。
右ひざや右すねのゆがみもある。
腰骨もボコボコして、それぞれ微妙にゆがんでいる。
一通り整えて、一度立ってもらいます。
「腰を曲げたりひねったりしてください」
『腰はだいぶ軽くなりました』
「じゃあ、股関節を調べますね」
あおむけに寝てもらい、パトリックテストをします。
パトリックテストとは、股関節を調べるのに有名な検査。
整体師がお客様の足首を持ち、ひざ上側に手を添えます。
ひざを曲げた状態で、ひざを軽く下に押します。
股関節痛があると、痛みや突っ張り、重い感じなど違和感が出ます。
お客様は、やはり右側の股関節に痛みが出ました。
『股関節を広げると、全体的に痛みが出ます』
「なるほど、股関節そのものは大丈夫かもしれませんね」
『え?だって股関節痛があるから、股関節が悪いんじゃないんですか?』
股関節痛の方で、股関節そのものが悪い方は、実は結構少ないです。
股関節周辺にツボもたくさんありますが、そのツボが反応していることも、結構少ない。
「股関節痛の方は、ここを整えればいい」ということはありません。
やはり、全身を調べて必要な場所、必要なツボを整えるしかありません。
股関節痛が消えるツボは、意外な場所にあった
下半身を中心に、ツボを探してゆきます。
もっとも反応が強いのは、太もも外側にあるツボ。
このツボをじっくり調整します。
「じゃあ、もう一度股関節の検査をしますね」
右足首を持ち、ひざに手を添えてひざを曲げ、股関節を広げます。
『あ~、最初よりましです。痛みは結構軽くなりました』
「ベッドから降りて、ゆっくりしゃがんでください」
『まだ痛いけど、ましになりました』
「太もも外側のツボが反応していました。ここが弱っていたんですね。このツボを使うのは、珍しいですよ」
『弱っているって、どういう意味ですか?』
「最初に、股関節が外れそうな感じがする、とおっしゃっていましたね。太もも横の靱帯が弱って骨盤を十分支えられないから、外れそうな感じがしたんでしょう」
『そうなんですか、そんなこと病院でも整骨院でも聞かなかったです』
「うちは、全身整えて股関節痛を整えるので。今日はこれでおしまいにしましょう」
お客様は、定期的にお見えになりました。
右太もも横のツボが反応しなくなると『最近、股関節が外れる感じしなくなりました』
ダンスのレッスンが続くと、骨盤や仙骨のゆがみがぶり返したこともありましたが、股関節痛はどんどん楽になってきました。
3か月後、股関節痛はほとんどなくなり、最近は月1のメンテナンスになりました。
『ダンスのせいで股関節痛になったかも、でもダンスはやめたくないって葛藤があったんです。おかげさまでダンスをやりながらでも股関節痛は楽になりました。本当にうれしいです』
お客様な満面の笑顔でニッコリ笑って、そうおっしゃいました。
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